スウェーデンの最新情報

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スウェーデンのインプラント

イエテボリ大学バイオテクノロジー研究所

世界各国の著名なインプラントの性能が検証され、確かなデータが発表されています。当医院では、良質なインプラント選択の為、このような基礎研究をしている研究機関を訪れ学んでいます。

イエテボリ大学バイオテクノロジー研究所

インプラントの世界的権威のThomas Arbrechtoson教授による 最新のインプラントについての研究の講義

現在のアストラテックインプラント、ブローネマルクインプラントは経過良好であることが示されました。

Thomas Arbrechtoson教授の講義

Osseo Speed(アストラテックインプラント)

Osseo Speed

新時代のインプラント

Osseo Speed Development

スウェーデンでは1992年より研究され、確かなエビデンスを得ています。当医院では、Osseo Speedインプラントの認定証を取得しました。

イエテボリ大学での講義

イエテボリ大学Karl Erik Kahberg教授による上顎洞へのインプラント埋入の新しい手法の講義の風景です。日本では、この手法はあまり知られていません。 患者様の体に優しい合理的な手術方法です。(サイナス・インパクション)

ハルムスタット病院での講義

世界中の歯科医が集まる、トップレベルの治療の研修が行われているハルムスタット病院での講義の風景です。

スウェーデンのインプラント最新情報

イエテボリ大学・顎顔面外科で使用されているインプラントOsseo Speedは、従来のインプラントよりはるかに骨と強く結合する新しいインプラントです。

なぜスウェーデンのインプラントは優れているのか

【使用インプラント】
アストラテックインプラント(アストラゼネカ社/スウェーデン)
ブローネマルクインプラント(ノーベルバイオケア社/スウェーデン)

スウェーデン医師の歯科医学に対するスタンスは、日本人医師特有の権威主義や、業者との人間関係で使用するインプラントを決定するような気質がなく、「生物、科学的に良いものは良い、悪いものは悪い」と主張する、あくまで、医学的根拠に基づき良質なインプラントを開発、研究し、使用する点にあります。

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なぜアストラテックインプラントは優れているのか

アストラテックインプラントの研究開発責任者であるStig Hanssonは、工学博士・薬学士で、シャルマシュ工科大学にてインプラントの研究で医学博士号を取得しました。近代インプラントのブローネマルクインプラントの研究、質の向上に努力し、その後、アストラテックインプラントを、イエテボリ大学で、歯周病の世界的権威Lindhe教授らと共にインプラント周囲の歯肉炎症を起こしにくく、骨吸収を起こしにくい非常にバランスの良いインプラントシステムを完成させ、インプラントの成功率を非常に向上させました。

現在、アストラテックインプラントはスウェーデンの大学病院で公式採用されています。また、アストラテック、オッセオスピードは、従来のインプラントよりはるかに良く骨と結合し、インプラントに新たな革命をもたらすと考えられます。

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Karl Erik Kahberg教授へのインタビュー

歯科インプラント手術のパイオニアであるKahnberg教授はマルメ大学を1966年に卒業し、1977年からは口腔・顎顔面外科の専門医でもあります。過去11年、彼はスウェーデンのイエテボリ大学の口腔・顎顔面外科講座の主任教授を務めています。ウメオ、イエテボリ、米国、オーストラリアでの仕事は顎関節やインプラント外科などについての研究が主なものです。このインタビューでは、Kahnberg教授は講座について、またAstra Techインプラントへの興味について語っていただきます。
Q1.あなたはインプラント治療の先駆者の一人として有名ですが、そのインプラントとの経験を話していただけますか?
Kahnberg教授:私は1985年よりインプラントに興味を持ちました。我々の診療室はそのようなインプラントをはじめて使用したうちの一つです。私は、Brånstrongark教授と共に臨床を行ったので、当然ながらBrånstrongarkインプラントから使用し始めました。それ以来、私は合計して数千本のインプラントを埋入し、そのうち7割はAstra Techインプラントを使用したと思います。診療室ではBrånstrongark、Steri-Oss、ITI、そして言うまでもなくAstra Techインプラントの、4種類のインプラントを使用しています。しかし、現在使用されている70%から75%はAstra Techのものとなっています。
Q2.あなたは骨移植を専門とされていますが、この処置ではどのようなテクニックが用いられるのですか?
Kahnberg教授:上顎の骨増大術が必要とされることがよくあります。私は、鼻の下で上顎洞を通る切開をし、下方に向かって骨折させる上顎骨切離術をなど色々な方法を用います。上顎洞を骨で充填し、上顎を移動させ、固定し、約4ヶ月治癒を待ちます。症例によっては、萎縮した顎堤の上に骨を固定し粘膜で被覆するオンレーグラフト法を用います。他の方法としては、上顎洞に窓をあけ粘膜を移動させ、上顎洞の下方に骨を移植します。
Q3.あなたはインプラントを埋入するための一回法と二回法の比較をしたことがありますか?
Kahnberg教授:私は目下、両方の評価を行っていますが、Astra Techインプラントを使用した一回法の研究の予備的なデータはとても見とおしの明るい結果になっています。これが私がAstra Techインプラントを好んで選ぶもう一つの理由です。あなたは一回法も二回法も、どちらも選べるのです。一回法はとても便利ですし、二回法は2次手術の際に軟組織の修正が可能です。私は、Astra Techインプラントのこのような柔軟性を評価しています。
Q4.近い将来、あなたの講座で歯科インプラント学のコースを開くと聞きましたが・・・。
Kahnberg教授:当講座では、4つのコースを開催する予定です。各コースとも期間は3〜4日で、第一回のコースは1999年の10月に行われました。コースではインプラントの埋入とそれに附随する技術について網羅し、サイナスリフトや神経移動術などのデモンストレーションも行う予定です。その内容は、ほとんどの部分が参加者によって決定されます。
Q5.歯科インプラント学の今後はどのように発展していくとお考えですか?
Kahnberg教授:確実性と信頼性が高まった結果、私はインプラントが一般的な治療計画の一部分になっていくと思います。そのような確実性や信頼性はTiOblast®のような表面構造と、そのオッセオインテグレーションへの寄与によるところが大きいと思われます。今後、インプラントは定着したものになっていくでしょう。
研究・調査
海外レポート
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