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大阪・アーティスティックデンタルクリニック|Dr.新井の海外レポート6

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Dr.新井の海外レポート6

JAID  LAセミナー2014参加レポート
California LosAngels  USA

こんにちは。アーティスティックデンタル歯科医師・新井です。
この度、私はアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された審美・インプラント研修に参加して参りました。
LAセミナー2014と題された今回のツアーは、昨年開催されたUCLA歯学部卒後研修に引き続きアドバンスコースとして開催されました。今回の研修の特徴は、昨年のUCLA歯学部で行われた研修のアドバンスな内容として、UCLA歯学部での更なる研修に加え、他大学の視察やご高名な先生方の各クリニックに実際にご訪問させて頂き、レクチャーやライブオペ参加など、多岐にわたるプログラムで構成されるものでした。益々普及し進歩するインプラント治療。それに伴い益々高度化する知識・技術の研鑽のため参加して参りました。アメリカでの研修模様をご報告申し上げます。

研修修了後、帰国前に立ち寄ったカリフォルニア・オレンジカウンティーにあるBalboa Island とHuntington Beach。アメリカ西海岸特有の穏やかな気候と風に包まれながら、映画で観るような素敵な景色に研修の疲れも癒されました

UCLA School of Dentistry

今回のセミナー、始まりはUCLA歯学部です。昨年のUCLAコースでは毎朝ここに通学していたので、母校に帰ってきた気分です。会場前には私達グループ一行をお出迎えくださる案内も掲示していただいていました。

Lecture by Dr. Todd Shoenbaum  @UCLA School of Dentistry

UCLA歯学部卒後研修Directorで歯学部補綴科助教授であられるトッド先生のレクチャーです。トッド先生はいつも僕達をWelcomeしてくださいます。今回の研修も先生のレクチャーからだとなぜかホッとします。

“Implan Prosthetics in the Aesthetic  Zone”と題されたレクチャーでは審美領域におけるインプラント上部構造について細部にわたり詳しくお話して頂きました。インプラントにつける歯=上部構造を良好に作製するためには様々な知識や技術、配慮が必要となります。

様々な研究データやご自身の経験に基づくトッド先生のレクチャーはいつも、説得力があります。理想的な上部構造に関するレクチャーはあっという間に終わってしまいました。爽やかで穏やかに語りかけられるレクチャー内容は、いつも本当に参考になります。

トッド先生、今回のセミナーでも貴重なレクチャーから、多岐にわたるサポートまで本当にありがとうございました!

この日のランチは移動中に立ち寄ったホテルの屋上レストランでした。プールがありロスの街並みを一望できるとっても素敵なレストランでしたが、僕達は昼食兼ミーティングです。泳いでみたかったです・・・。

RootVision Endo @ Glendale

僕達のグループ顧問であられる清水藤太先生のオフィスでのレクチャーとライブオペ見学です。先生のオフィスは夕陽がとてもキレイな場所にあります。

この日も先生のオフィスには患者さんがたくさん来院されていましたが、そのような中今回、清水先生が推奨されているEsthetic End(審美的かつ効率的な根管治療)の概念による実際の治療や手術を実際に見学させていただきました。個人的に先生のEsthetic End根管治療コースはすでに修了あしていますが、コースで学んだ理論の復習と臨床を体系的に理解でき個人的には本当に勉強になりました。 そしてそれ以上に、昨年も見学させて頂きましたが改めて、遠く離れた米国でオフィスを構え、(僕達からすると)外国の患者様に説明し信頼され治療をされている風景に、同じ日本人として誇りに思います。

大阪にもユニバーサルスタジオジャパンがありますが、ロサンゼルスにはさらに大規模のユニバーサルスタジオハリウッドがあります。とはいうものの昼間は研修ですので夕食を食べに園外にあるレストランだけ訪れました。
レストランでは巨大なリブステーキを堪能し、我らがJAID会長・岩城先生は綿飴まで堪能され楽しいひと時でした!いつか園内も行ってみたいです!

Loma Linda University School of Dentistry  @ Loma Linda, CA

 今回、特別なご厚意でロマリンダ大学歯学部を見学させて頂くことができました。ハリウッドから車で約1時間、緑豊かなエリアLoma Lindaにあります。今回の参加メンバーである森本太一朗先生もこのロマリンダに留学されておられました。世界中から卒後研修プログラムで留学に来られているそうで、同日は森本先生と、日本から現在留学中の坂本先生がご案内してくださいました。

こちらは学生さん達が実習を行うコーナー。実習ユニットがずらっと並んでいます。学生の頃を思い出します。

歯を作製する技工コーナー。専門に歯を作製する技工士の方々だけでなく、我々歯科医師も歯を作製します。

歯学部附属病院、診療室前にて。

診療室の中の様子。整理された清潔感のあるとてもキレイな診療室でした。

インプラントオペ室内。
インプラント手術には様々な器具や材料が必要となりますが、そのたくさんの機材を分かりやすく分類・配置されていました。

こちらジョセフ・カン先生お気に入りの診療チェアーだそうです。大学構内の綺麗な景色が見える素敵なコーナーでした。

歯科に関する材料は本当にたくさんの種類があります。常にもっと良いものはないかと考え、世界ではどのような種類の材料が使用されているのかを知ることは、日常の臨床においても非常に重要で参考になります。

  歯学部内では科ごとに分かれた診療エリアがキレイに整頓されとても機能的だったことが印象的です。見学中にはカン先生もお忙しい中、わざわざご挨拶においでくださいました。ご高名なカン先生が実際に使用しているインプラントオペ室や器具や材料なども森本先生・坂本先生から詳しくご案内頂き大変参考になりました。皆様貴重なお時間ありがとうございました。

ランチにロマリンダ大学近くで美味しいと評判のスリランカ料理のお店を訪れました。スリランカの美味しいカレーとナンにライス。食後のマンゴーラッシーも爽やかで美味しかったです。

Pasadena Prosthodontics  @Pasadena, CA

カリフォルニアの閑静な住宅街Pasadenaにあるマーチャック先生のオフィスでのレクチャーです。白色を基調にコーディネートされた、いつ訪れても素敵なオフィスです。

先生のレクチャーでは上部構造について詳しく説明がありました。インプラントの歯(上部構造)は大きく分けて2種類のインプラントとの固定方法があります。
1つは歯科用セメント(接着材)で固定する方法、もう一つはスクリュー(ネジ)で固定する方法です。どちらにもメリット・デメリットがあるため、ケースバイケースで固定方法を選択しますが、今回、マーチャック先生からはスクリューリテインの有用性に着目した数多くの症例をご提示頂き、詳しいレクチャーがありました。

僕も年間数百ケースのインプラントの歯を作製しますが、どういった歯が良いかは常に留意するところであります。改めて先生のお考えは大変参考になり、有意義なレクチャーとなりました。マーチャック先生ありがとうございました。

ロサンゼルスの高級住宅街・ビバリーヒルズ。今回はゆっくりと散策する時間はありまかせんでしたが、またいつかゆっくりと探検してみたいです。

Ostrow School of Dentistry of USC @Los Angels, CA

USC:University of Southern California構内および歯学部内も見学させて頂きました。UCLAもそうですが、広大な構内にザ・アメリカンなキャンパス。おしゃれな大学グッズが並ぶ売店など、構内を散策するだけでも価値があります。

“The Explorer”と題されたUSC研究者の方々のポスターセッションをまずは見学させて頂きました。朝早くからの開催でしたが大盛り上がりです。最先端の研究内容が多数紹介され興味深い内容ばかりでした。

現在、日本からUSCに留学中の佐藤先生もご案内してくださいました。

こちらはインプラント上部構造の応力によるハセツを防ぐため、構造物内にグラスファイバーを埋め込み破折を予防するといった研究内容でした。

USC歯学部教授のザデ先生にお会いすることができました。お忙しい中ありがとうございました。

ポスターセッション後、ザデ教授とご一緒にみなさんでコーヒーブレイク。

USC歯学部内も見学させて頂きました。待合室から衛生士コーナー、小児歯科センターや新設されたインプラント特診室まで、こういう見学は色々な発見もあり、レクチャーとはまた違った勉強になります。

衛生士さんが口腔内のメンテナンス等を行うコーナー。大学病院らしくたくさんのチェアーが並んでいます。

歯学部病院の診療室。

インプラント診療室。最近新設されたそうで、診療しやすいよう広々としたレイアウトになっていました。

こちらは小児歯科センター。お子様向けに可愛らしくした待合室や診療室内の雰囲気に何だか癒されます。様々な大学病院の小児歯科を見学させて頂いたことがありますが、ここまで工夫された室内は大学病院の中でも珍しいと思います。

アメリカ第2位の人口都市・ロサンゼルス。ダウンタウンエリアには高層ビルが立ち並びます。

Whittier Oral Surgery @ Whittier, CA

 

バック・リー先生のオフィスにご訪問させて頂きました。巨大な駐車場を備えたショッピングプラザの一角に先生の大きなオフィスはあります。院内は趣きがありとても落ち着いた雰囲気でとても居心地が良かったのが印象的です。

 

口腔外科分野でご高名なバック・リー先生のレクチャーとライブオペに参加させて頂きました。リー先生のレクチャーでは主に骨造成の重要性についての詳しい解説がありました。十分な骨量があれば不要な軟組織の移植は必要でないという概念のもと、いかに骨量を獲得するかについて詳しいお話がありました。特に先生が推奨される外科用ミニスクリューを応用して行う“スクリューテントポールテクニック”は大変興味深く、感銘を受けた次第です。

実際の手術にも参加させて頂きました。前歯抜歯即時埋入ケースのライブオペでご教授頂いた骨造成法など、さっそく取り入れて実践してみたい!と思いました。このような機会はアメリカまで来た甲斐があり本当に参考になります。その他、インプラント撤去法など盛りだくさんの内容で、本当に充実した研修となりました!リー先生ありがとうございました。

とってもとっても美味しかった和食屋さん“ASANEBO”。 ロスでミシュラン1つ星だそうです。 ハリウッドセレブの方も常連な方が多いそうで、聞けば僕達が来る前週にも超超超有名ハリウッドスターが週4日来店されていたそうです。会いたかったです。
メキャベツの上にホタテとトリュフをあしらった一品。心地よい歯ざわりと芳醇な香りがお口の中で繰り広げられる前菜です。
トマトとカニのサラダ。爽やかな酸味のあるソースとトマトの甘味とカニの旨みが絶妙にマッチした一品です。思わずもう一回注文してしまいました・・・。

A tour of NobelBiocare USA,LLC @Yorba Linda, CA

今回、NobelBiocare社のご厚意でNobelBiocareアメリカ本社の見学ツアーが開催されました。NobelBiocare社は世界有数のシェアを誇るインプラントメーカーで、同社はHollywoodから車で約1時間少し離れたYorba Lindaにあります。現在アメリカには2つのファクトリーがあり、1つはニュージャージーに、もう1つがこちらのヨーバリンダです。全世界で使われるリプレイスインプラント™がここヨーバリンダで製造されています。

 

以前NYに訪れた際、ニュージャージーにあるProcera™ファクトリーも見学させて頂いたことがありますが、このヨーバリンダではリプレイスインプラントの製造工程を実際に見学することができました。

 

工場内の写真撮影は残念ながら禁止でしたが、厳重な品質管理のもと、1本約2メートルの棒状チタンを100個にカット、そしてインプラントの形状に削り出し、Tiunite™と呼ばれるNobelBiocare社インプラントの特徴である表面性状にインプラント表面を処理していく製造工程は大変興味深いものでした。
ちなみにインプラントの原材料であるチタンは様々な鉱山から調達されているとのことで、同社ではラスベガス鉱山からの供給が最近ではメインとのことでした。その他同社内では、ライブオペ施設を兼ね備えた研修センターやカスタマーセンターで電話対応される職員の方々などのお仕事ぶりなども見学させていただきました。
貴重な経験をさせて頂きましたNobelBiocare社の方々に心より御礼申し上げます。

J.  Luis Ruiz, D.D.S & Associates INC. @Burbank, CA

ハリウッドから車で約30分程、バーバンクにあるホセ・ルイーズ先生のオフィスでのレクチャーです。ホセ先生は審美歯科の分野でご高名な先生です。青空の中に映えるメキシカンテイストの雰囲気が漂うオシャレなオフィスでは先生が実際に治療を行いながらの審美症例見学に加え、レクチャーがありました。

この日も審美治療を中心に実際の治療を見学させて頂きながら詳しく解説して頂けました。実際に目の前で見学できることほど参考になることはありません。解説しながら随時質問にもお答えくださり本当に勉強になります。

ホセ先生は不思議なイスに座りながら診療をされていました。いわゆるバランスボールの底面を転がらないように固定して座る仕組みです。なるほどこれは背筋が伸び姿勢が良くなります。

実はこういう実際に使用されている器具類を見学できることも非常に参考になり重要です。

先生のレクチャーでは、インレーやオンレー、クラウンといった審美保存・補綴修復物(つめもの・かぶせなど)に関するお話がありました。現在、歯科材料は様々な分野で材質の改良・性能の向上が行われています。それらの技術向上のおかげで、歯を審美的に修復することが、より歯にダメージを与えることなく可能となってきました。不必要に歯を切削することなく、適切な処置による修復により良好な予後を得るという概念のもと詳しいレクチャーをお聴きすることができました。その他、最新の審美系材料についてもお話が及び大変参考になりました。

先生も最後はワイン片手で質問に応答されるなど、アットホームな雰囲気でのレクチャーは今回のLAセミナーの醍醐味でもあります。ホセ先生ありがとうございました。

ロサンゼルス・リトルトーキョーにあるTOSHI寿司さん。今回のグループの通訳担当の森本先生の慰労会です。みなさんたくさんのお寿司を堪能されていましたが、魚が苦手な僕は大将特製の鍋焼きうどんです。こういう時のおうどんは更に美味しく感じます☆

食後、ハリウッドのバーにて。
国際親善のため、近くで飲んでいた外国人の方々に「Don’t you drink a ginger ale?」と質問。皆様の闘志を湧き立たせたのかテキーラ国際大会に。自分で誘っておいてその後の記憶はありません。楽しい夜でした(笑)。

Lecture by Prof. Joseph Kan of Loma Linda Universit @UCLA

今回のLAセミナー、締め括りはロマリンダ大学のジョセフ・カン教授のレクチャーです。カン先生のレクチャーでは主にインプラント埋入時のポジショニングについてのお話がありました。長期に及ぶご自身の臨床結果と研究結果に基づき繰り広げられるコンマミリ単位のレクチャーは時間の経過につれ白熱し、会場全体が呑み込まれていきます。カン先生のレクチャーはインプラント埋入における一つの答えでもあり、大変重要なテキストのような感銘を受けるレクチャーでもあります。今回も貴重なレクチャーありがとうございました。

Farewell Dinner  @UCLA Kerckhoff Holl

UCLA Kerckhoff Holl
ついに研修もフィナーレ。修了式を迎え皆さんで記念撮影です。

UCLA卒後研修主任のトッド先生に加え、前UCLA副歯学部長であるヤンシー先生、ロマリンダ大学のカン教授も駆けつけてくださり修了式が行われました。今回はUCLAをメインに様々な先生方のオフィスや大学なども訪れることができ本当に濃密な研修となりました。皆さん大満足のご様子だったと思います。僕個人的にも大変思い出深い海外研修となりました。そして何より、すべてをご紹介しきれていませんが、この研修で知り合えた各先生とのかけがえのない時間が、今回の研修においてより大きな思い出となりました。皆様、本当にありがとうございました!

カン先生もトッド先生もありがとうございました!

修了書授与。今回も無事に研修を終えることができました。

岩城会長にも本当にお世話になりました!今回の研修も円滑に進むよう、たくさんのご配慮をして頂きありがとうございました!!

昨年の研修でお世話になった現USC歯学部教授のトーマス・ハン先生も修了式に駆けつけてくださいました。美味しいお食事を囲みながら、華やかで楽しい修了式になりました。

清水先生と記念撮影。先生はこの後、お仕事のため僕達より一足先に日本へ。ロスに来るたび先生の偉大さを感じます。

毎回貴重な研修をさせて頂き、歯科医師として本当に光栄に思います。先生方とのご縁を大切にこれからも頑張って参ります。。

Tom Bradley International Departure @LosAngels International airport

お世話になったJAID副会長・庄野先生とロサンゼルス空港にて。濃密な研修を過ごすほど皆さんとのお別れが寂しいですが、今回も空港でお別れです。 来年度もさらに充実した研修を計画中のJAID LAセミナー。また新たな先生方との出会いも楽しみにしております!

今回も貴重な機会をサポートしていただいたJAID顧問の先生方、並びに事前視察までして頂いた担当各理事の先生方、ロサンゼルス現地にてお世話になった先生方、株式会社デンタルプロモーション中屋様に心より御礼申し上げます。来るたび感じる心地よい西海岸の風と空を思い出しつつ、今回得た貴重な経験を糧に、また明日からの治療に臨んで参る所存です。