インプラントの材質

インプラントの材質

インプラントとは、ネジの形状をしたチタン製の金属で、顎の骨内に埋入すると骨と結合し、強固な安定が図られ人工の歯根として機能します。インプラント治療は非常に信頼度の高い治療ですが、金属が体の中に入る訳ですので、不安を感じる患者様もいらっしゃるかと思います。しかし心配には及びません。当医院で使用しているインプラントは、高純度のチタンで不純物は混合されていません。

インプラント本体は、顎骨内に埋入されると、機械的に骨と結合するだけでなく、生物的、生化学的に骨と結合していきます。複雑な生体のメカニズムが関与して、インプラントの周囲の骨はダイナミックに改造されます。その秘密は高純度のチタンであることと、インプラント表面の性状に、研究を重ねられた表面処理がなされていることにあります。

よって、インプラントの材質もさることながら、しっかりとした研究に基づいた表面の性状も重要となってきます。世界には200を超えるインプラントメーカーがあると言われていますが、その中には、素材、加工精度、機械的に長持ちできうる製品かどうか、不確かなインプラントもあります。中には、費用が安いインプラントもありますが、当医院では倫理的観点から不確かなインプラントは一切使用いたしません。当医院では信頼のおける研究機関で証明された高品質のインプラントを使用しています。

またインプラントに使用されているこのチタンという金属は、金属アレルギーを引き起こす可能性が極めて稀な金属になります。当院では現在まで、インプラントが原因で金属アレルギーを惹起した症例はございません。医療分野で人工関節などの材質にも使用されるこのチタンという金属は生体と親和性の高い金属でもあります。

当医院のミッションは、厳選されたインプラントを用い、信頼と実績あるデータをもとにした最高のインプラント治療を患者様に提供することにあります。

研究・調査
海外レポート
インプラント治療関連論文
セメント合着後の鋳造補綴インプラント上部構造の皮膜厚さと維持力 サイナスオーギュメンテーションにおける多孔性合成ハイドロキシアパタイトと子牛由来ハイドロキシアパタイトの比較 オトガイ棘上孔のマクロ解剖及びエックス線学的特徴 インプラント植立に伴う垂直性GBR:2種類のテクニックの有効性 セメント固定式インプラント上部補綴の、7セメントの維持効果および辺縁漏洩 インプラント周囲角化歯肉の厚さが臨床的、免疫学的パラメーターに与える影響 人下顎臼歯部にインプラントを植立して、即時荷重した場合と通法どうりに待機期間をおいた場合の12ヶ月の比較。 インプラント周囲に骨欠損が発生した場合の、オッセオインテグレーションに対する移植剤の効果 人骨誘導再生法における架橋重合型コラーゲンメンブランと非架橋重合型コラーゲンメンブランの吸収過程の長期観察 近遠心的インプラント傾斜に関する手術的要因 骨誘導タンパク−2はハイドロキシアパタイトと3燐酸カルシウムを含む合成マトリックスを担体として移植すると、骨形成を促進する。 バイオフィルムに汚染されたインプラント粗面の再Osseointegrartion ―犬をもちいた実験的研究― インプラント頬側の骨治癒動態 抜歯即時埋入において、プラットフォームスイッチを用いた時のインプラント周囲軟組織、硬組織の保存 抜歯即時埋入即時荷重 Alloxan誘導性糖尿病家兎の頭蓋形成術に対する均質脱灰象牙質器質の応用:組織計測学的評価 PRPと骨再生 インプラントの減衰係数と予後 単独植立における骨増加処置と満足度 ncHAの骨補填材 ビスホスホネートとインプラント 自家骨をメンブレンで覆うエビデンス BMP2コート BMP歯周治療 垂直性GBR PDGFによるGBR インプラント周囲炎サイトカイン 即時埋入したインプラントにおける臨床的・審美的検討 チタン表面処理が血漿タンパクの吸着に及ぼす影響 成人骨髄由来のヒト間葉系前駆細胞の分化が与える骨—インプラント間での初期骨合成に与える関係 インプラントブリッジにおける支台となるインプラントの傾斜が辺縁骨に及ぼす影響5年後の評価 1本の歯を失った場合でもインプラント治療が選択される患者様がふえています Osstell BIOPEX-R骨新生機転
お問い合わせ (初診・無料カウンセリング)