即時荷重・早期荷重

即時荷重・早期荷重

ご存知ですか?

研究、文献、さらには臨床における長い歴史において、歯科用インプラントの効果と寿命の長さが知られています。
特に、オッセオインテグレーションと骨の保護という面で、歯科用インプラントは有効です。
北米、ヨーロッパ、および日本で、1本以上の歯を失っている人は2億4,000万人以上います。

なかでも無歯顎(歯の全てを喪失、または抜歯適応の状態)は多くの人が抱える悩みの1つです。

世界の上下無歯顎患者

上下無歯顎の患者様は全世界の人口の6〜10%を占めます。

世界の上下無歯顎患者 グラフ

インプラントは無歯顎の治療に使用できます

インプラントは通常の義歯に比べて、多くの利点があります。
このページでは、インプラントが歯科医と患者様にとってどのように役立つかを説明します。

3つのソリューション

無歯顎は、一般的に認識されている以上に多くの人が抱えている悩みの一つです。
ノーベルバイオケアが提供する画期的で新しいソリューションは、さまざまな状況に対応します。
ノーベルバイオケアは、歯科医師と患者様にインプラントを支台とした治療法を提供し、患者様には即時の満足とその価値を実感していただけます。

オール・オン・4

オール・オン・4(1)

ブローネマルクシステム・ザイゴマ・インプラント

ザイゴマ

オーバーデンチャー

オーバーデンチャー

オール・オン・4 (ALL ON 4)

患者の要件
即時負荷、固定式補綴物
臨床症例
あらゆる骨量に適合(骨吸収の度合いが著しい場合を除く)
歯科用インプラントの臨床経験
豊富な経験が必要

ノーベルバイオケアの画期的な即時負荷のコンセプトをベースに、リスボン(ポルトガル)のClinica MaloのDr.Poulo Maloによって開発された無歯顎用の「オール・オン・4」は、臼歯部に傾斜角をつけてインプラント埋入し、固定式補綴物を装着する治療法です。これによって、ブリッジに対する補綴支持を容易に得ることができ、個別に制作されたブリッジは、術後数時間以内には機能するようになります。

このプロトコールはシンプルなガイドを利用するので、インプラントを(上顎の場合は必要に応じて6本)予測できる適切な位置に配置できます。従来の術式に関して公表されたデータによると、下顎のインプラントの累積残存率は98%で、アクリルレジン製補綴物を装着した場合の累積残存率は100%です。

断面図1

インプラント即時荷重

インプラント即時荷重の場合、インプラント植立時に土台となるアパットメントをねじ込み、型を取って、少なくとも一ヶ月以内に上部構造(人工歯)を固定してしまいます。仮歯はその日のうちに入ります。この方法は、顎の骨が堅固であることが条件になりますので、だれにでも適用できるわけではありません。かなり条件の整った顎である場合が対象となります。また治療費も高くなります。

インプラント早期荷重

インプラント早期荷重は、初期の骨結合が生じる八週間後くらいで型を取って、二ヶ月程度で治療を完了する方法です。
この場合も遊離骨移植などの骨を造成するための手術をしていないことが条件になります。つまりなにも難しい手術をやらなくても、きれいにインプラントが植立されたケースが対象になるというわけです。

細いインプラントで仮歯を支える(暫間インプラント)

顎の骨の条件が悪く、さまざまな困難な技法を用いて、インプラント治療を実現しなくてはならない方の場合、先に述べたインプラント即時荷重やインプラント早期荷重は適応がありません。そんな方のためには、細いインプラントで即日に仮歯を固定する方法をお勧めします。

つまりインプラントを植立すると同時に、その間に細い仮歯専用のインプラントを植立して、養生期間の間だけ仮の歯をこれに暫間に固定して機能させる方法です。仮歯専用のインプラントですから、それ自体がグラグラになっても将来使う、本物のインプラントには何の影響もありません。この方法は条件の悪い歯の持ち主ですぐ歯がないと困る人にはとてもよい方法です。

インプラントオーバーデンチャー 入れ歯をがっしり固定

入れ歯になじんでいるけど、入れ歯の安定が悪い方、すぐに入れ歯を固定したい方、身体の状態が悪くて正規のインプラント治療に耐えられない方、あるいは高額の医療負担に耐えられない方にお勧めの方法です。これはインプラントを二本くらい植立して、入れ歯を固定する方法です。

このインプラントは無切開無剥離で行えるので、手術侵襲は最小にとどまります。そして今まで使ってきた入れ歯の内面をインプラントに適合するように削って、樹脂で固定します。
もちろん入れ歯ですから取り外しができる程度の固定力に止めます。この方法は入れ歯をとりあえずは何とかしたいという方には朗報でしょう。

研究・調査
海外レポート
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