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2008/02/25

18.Alloxan誘導性糖尿病家兎の頭蓋形成術に対する均質脱灰象牙質器質の応用:組織計測学的評価
Homogenous Demineralized Dentin Matrix for Application in Cranioplasty of Rabbits with Alloxan-Induced Diabetes:Histomorphometric Analysis
Monica Fernandes Gomes,MDS,DDS/Efani Caroline de Freitas Banzi/Maria Fernanda de Souza Setubal Destro,DDS/Valmir Lavinicki,DDS/Maria das Gracas Vilela Goulart,MDS,DDS

目的:アロキサン誘導性糖尿病家兎の頭頂骨に欠損を作成し、均質脱灰象牙質器質(HDDM)の移植がいかに骨修復過程に関与するかを評価することにある。材料および方法:48頭の兎を4群に分けた。対照群、何も移植しない糖尿病うさぎ(D)、ゴアテックス膜で被覆した糖尿病うさぎ(D-PTFE)、HDDMを移植しゴアテックスで被覆した糖尿病うさぎ(D-PTFE+HDDM)である。糖尿病はアロキサンの1回の静脈注射で誘導した。家兎は術後15,30,60,90日で屠殺した。結果:再生骨構造の質、量ともにD-PTFE+HDDM群が他群を上回り(P<0.01)、骨密度は15~90日で増加した。結論:たとえ糖尿病の患者に対してであっても、HDDMは骨形成を活性化する効果がある。

解説:近年GBRに様々なサイトカインやこのような未精製の様々な物質が用いられ、骨誘導を分子生物学的に行おうとする潮流がある。研究はいずれも観察期間が短く、サンプルサイズも小さい。したがってもっとも重要な骨組織の分化に関しての情報が少ない。サイナスリフトなど周囲骨が少ない環境でのGBR(サイナスリフトもGBRである)の長期予後にに関しては、未だ判然としない。組織再生は、細胞移動、細胞分裂、組織分化の過程を経て完了するが、分化が十分でないとインプラントを支えるのに十分な構造体ができたとはいえない。サイナスリフト後の晩期脱落については、咬合などの外傷要因はさることながら、骨改造機転が十分進行しないのではないかと推測している。伊藤抄